奇術師に涙は似合わない

奇術師に涙は似合わない

ずっと昔に見たことのあるシネマが、ビフォアーサンライズというもので、邦題は「恋人までのディスタンス」というものだ。
親戚のお姉さんに、「感動の作品だよ」と話を聞いたDVDだ。
列車内で初めて会ったアメリカ出身のジェシーと、フランス人の、ジュディー・デルピー演じるセリーヌはほんの少しウィーンを旅するというもの。
この作品の他とは違う部分は、特にこれといった事態とか起承転結の点の部分がそんなに無いとこ。
出会ったばかりの一組の男女は、恋愛とか世の中といったことに関してひたすらディスカッションする。
その時中学生だった私は、まだまだ子どもで、なんとなく見たストーリーだった。
十数年が経過し先日、偶然DVD屋さんで見つけて、懐かしいなと思い借りて再び見たところ大いに心に響いた。
お気に入りは、レコード店でKATH BLOOMのCOME HEREを聞きながら、視線を投げあうところ。
2人とも帰国の際、要は、サヨナラのシーン、エンドを迎える。
その時はぴんと来なかったこの作品、時を隔てて楽しむと、ちょっとまたく違う見方ができるのかもしれない。
それから、ケイス・ブルームのアルバムを、ネットより見つけて流している。

●<サイト紹介>●

★★